記事公開日:2014.02.18 | 最終更新日:2022.07.23
マタニティフォトの延長線雑学・・・前編
マタニティフォトとは関係ないのですが
スタジオモーツァルトHP内のお役立ち情報が
なんとなく暇つぶしにもってこいだと好評です♪
ささやかながら、
さっそくお役に立てているようで嬉しいかぎりです。
妊娠中の過ごし方や気をつけたほうがよいと思われること、
その他諸々…スタッフ総出で現在も引き続き調査中です!
特にマタニティファッションはこの時期ならではの服装なので
幸せなマタニティライフを満喫できるのではないでしょうか。
先日アップしたばかりの赤ちゃんの名付けランキングも
これからお子さんとのご対面を控えたプレママさんたちの
参考になりましたら幸いです。
ところで・・・
件のお名前ランキング2003年から2005年。
その年に起こった主な出来事などもあわせて紹介しているんですが
実に興味深いもので作成したスタッフも勉強になりました。
お名前ランキングを調べていく過程で
人名漢字については、とても考えさせられました。
女の子のお名前で毎年人気なのが「凛」ちゃん。
いまでも変わらず根強い人気ですが
いまから10年以上前に、ある闘いがありました。
1990年に追加された人名漢字には
「凛」という字は含まれていませんでした。
つくりの下の部分が禾の「凜」という字は認められたのですが。
事の発端は第二次世界大戦後に起こった当用漢字制定などの国語政策からでした。
漢字学習の負担を軽減するために漢字使用を制限して
日本語を単純化しようとする動きがあったのです。
こうした背景もあって、1951年には国語審議会で審議された
「人名漢字に関する建議」という申し立てを受けて
人名用漢字が内閣から告示されました。
「子の名にはできるだけ常用平易な文字を用いることが理想である。
その意味から子の名に用いる漢字は当用漢字にすることが望ましい。」
人名漢字に関する建議書には、こう記されていました。
要するに単純な漢字を赤ちゃんの名前に使いなさいってことですね。
パパやママからの一生の贈り物なのに、これにはちょっと疑問です(汗)
当用漢字に含まれていない「凛」ちゃんの出生届が受理されず、
大切な我が子の名前を泣く泣く変更した親御さんも
当時は数多くおられました。
事情によっては…ということで多少の曖昧さもあって
自治体や担当者によって受理されたりされなかったりだったみたいです。
一生使うものなのに、これにもビックリ!
ところが諦めずに裁判で闘った方がいらっしゃったんです。
2002年、ある地域で出生届を受理されなかった親御さんが
訴えを起こしました。
家庭裁判所から一度は「凛」の漢字を含む名前の出生届を受理するように
市長に命令が下されたのですが、市長が即時抗告したことにより
結局は高等裁判所に取り消されてしまいました。
でも、この闘いはこのままでは終わりませんでした!
長くなるので今回はここまで(笑)
・・・後編へつづく・・・
マタニティフォト専門撮影スタジオ「モーツァルト」
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マタニティフォト専門スタジオ「モーツァルト」は、おかげさまで4000人以上のお客様にご利用いただき、多くの写真掲載許可と嬉しいお声をいただいております。
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