子どもがお腹の中にいるときに撮るマタニティフォトが、近年人気になってきています。始まりは海外から日本に入ってきたもので、少しずつ日本でも知られるようになりました。マタニティ専門のカメラマンやスタジオまでできるほどです。「マタニティフォトに興味はあるけど、どうやって撮ればいい」、「いつ撮ればいい」、「いくらくらいかかる?」などの疑問はたくさんあります。そこで今回はマタニティフォトについて疑問を解消すべくご紹介します。
目次
- 1 マタニティフォトとは?
- 2 マタニティフォトの3つのメリット
- 3 マタニティフォトの費用感とは?
- 4 マタニティフォトはいつ撮る?
- 5 マタニティフォトの撮影場所おすすめ3選
- 6 マタニティフォトはどんな衣装?
- 7 マタニティフォトの夫婦の衣装とは?
- 8 マタニティフォトはプロに頼むべき?
- 9 まとめ
1 マタニティフォトとは?
マタニティフォトとは、お腹が大きくなった妊娠中を思い出に残すために撮る記念写真です。妊娠しているときにしか残せないので、特別な瞬間であり後に大変貴重な写真になっています。
海外セレブの間で発祥し、現在では日本でも知られるようになりました。芸能人などがマタニティフォトを撮って、写真を拡散したため、日本でも広く伝わったようです。マタニティフォトは初めての家族写真・初めての子どもとの写真になります。そのため、多くの女性から人気を集めています。
日本ではお腹を出して写真を撮るなんてと考えている方も多いようです。ですが、妊娠しているそのときにしか撮れない貴重な写真です。それに、マタニティフォトはドレスや私服などでお腹を隠す、お腹が出ていても大きなお腹を魅せるような衣装も多いです。恥ずかしがらずにトライしてみてください!
2 マタニティフォトの3つのメリット
マタニティフォトを撮るメリットはなんでしょうか?メリットは3つあります。
マタニティフォトのメリット
- 妊娠中の今だから撮れる貴重な写真が思い出として残る
- 写真で大きなお腹を客観的に見ることができ、子どもの存在や幸せをより実感できる
- 大きくなったら子どもに見せることもできる
妊娠中の今だから撮れる貴重な写真が思い出として残る
マタニティフォトが撮影できる期間はとても短いです。子どもが生まれてくることを楽しみにしている毎日を記念に残すこともできます。また、妊娠期間は限られているので、マタニティフォトはそのときにしか撮ることしかできない貴重な写真です。撮影した写真は思い出として、手元に残ります。
写真で大きなお腹を客観的に見ることができ、子どもの存在屋幸せをより実感できる
マタニティフォトを撮れば、大きなお腹を客観的に見られます。客観的に見ることによって、より子どもの存在や生まれてくる実感が沸き、子どもが生まれてくる幸せなどを強く感じることができます。
大きくなったら子どもに見せることもできる
マタニティフォトを撮影しておけば、子どもに見せられるのもメリットです。小学生の授業などで、生まれてきたときのことを親に聞いてくるといった宿題もあるかもしれません。そのようなときに、写真があれば、より子どもに生まれてきたときの気持ちが伝わるのではないでしょうか。
3 マタニティフォトの費用感とは?
マタニティフォトを撮るのにいくらくらいかかるのでしょうか?マタニティフォトには様々なプランがあります。衣装のタイプや数、写真データの有無や写真の枚数、アルバムの有無などにより費用は変わってきます。プランを決めるときは、欲しいものが全て含まれてるプランを選択しましょう。
フォトスタジオが用意しているプランで、人気があるベーシックなプランであれば、3万円前後のものが多いです。ベーシックなプランでは撮影料・衣装一着・データ・ヘアメイク・小物類が含まれていて、ウェディング写真のプランよりも少し安くなっています。しかし、衣装が多くて、データも全て、アルバムもありなどのような全てが含まれているプランであれば、10万円超えるものもあるようです。スタジオによっては、撮影料・データ1枚のみの1万円程度の格安プランもありますが、衣装やヘアメイクは自身で行わなければなりません。ヘアメイクなどが自身でできるのであれば、この格安プランでも問題ありません。ご自身でできることとプロにしかできないことを考えて、プランを選択しましょう。
スタジオによっては衣装やアイテムの持ち込みでお金がかかる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。持ち込む場合にお金がかかるのであれば、スタジオにあるものを使用する方がいいので、自分たちが撮りたいイメージの衣装や小物があるかも事前に確認しておく必要があります。いざ撮影時に自分たちの撮りたい衣装がないなどのことがないようにしましょう。まずはどんな写真を撮りたいのかを決めてから、スタジオやプランを選ぶようにするといいです。
4 マタニティフォトはいつ撮る?
妊娠中にマタニティフォトを撮るチャンスはたくさんありますが、タイミングを間違えるとお腹の膨らみがわからない普通の写真になってしまいます。ここからはいつ撮れば良いのかおすすめの時期をご紹介します。マタニティフォトを撮るのであればおすすめの時期は妊娠中期から後期です。お腹の膨らみがよくわかるこの時期がお勧めです。7~9ヶ月ごろであれば、お腹が膨らんでいて素敵なマタニティフォトを撮ることができます。
おすすめは9ヶ月ごろです。出産日に近いと、出産の準備でそれどころではなかったり、体調が芳しくなかったりするため、少し前の9ヶ月ごろであれば、お腹のラインも美しい写真が撮れます。
また、双子や第二子の場合は少し早めでも大丈夫です。双子はお腹が大きくなりやすいです。そして、人にもよりますが、第二子もお腹が大きくなるのが第一子よりも早いときがあります。5~7ヶ月ごろと少し早めに写真を撮ることもできるので、お腹の大きくなり具合を見て、早めに撮れそうなら撮ってみてください。
5 マタニティフォトの撮影場所おすすめ3選
マタニティフォトは撮影場所も大切です。ここからは撮影場所のおすすめを紹介します。
マタニティフォト撮影場所のおすすめ
- 自宅
- フォトスタジオ
- リゾートや公園などの屋外
自宅
記念撮影だからと言って必ずしもスタジオや特別な場所で撮影しなければならないということはありません。身近な環境である自宅で撮影することでリラックスした状態で撮影できますし、自然体に近い、良い写真が撮れます。家族の温かさがより感じられる魅力的な写真を撮ることができます。
フォトスタジオ
フォトスタジオは季節や天候に左右されません。機材が揃っていて、背景やセットなども整っているので、写真を撮る環境としては1番いいです。外であれば、強風で撮影ができないなどの心配もありますが、フォトスタジオならそのような心配はいりません。背景や小道具なども凝っているマタニティフォトスタジオも多く、白の背景で撮影するマタニティフォトの人気が高いです。
海や森など屋外
ウェディングの写真も海や空をバックに撮る方も多いですが、マタニティフォトも海や森などを背景にして撮る屋外の撮影も人気です。特に外での撮影は開放的で景色がきれいな写真に仕上がります。国内では沖縄でのビーチ撮影が人気です。子どもが生まれた後は子育てで忙しくなるので、夫婦2人での最後の旅行と撮影を兼ねて行くのもおすすめです。屋外の撮影は自宅やスタジオと違って、大自然の開放感溢れる場所での撮影なので、撮影自体が楽しく、素敵な思い出になるでしょう。
6 マタニティフォトはどんな衣装?
マタニティフォトはどんな服で撮影をしたらいいのでしょうか。撮影場所も大切ですが、衣装も大切です。衣装が違うと雰囲気が変わってきます。ここからはマタニティフォトの衣装を3つご紹介します。
マタニティフォトの衣装の種類
- 私服
- マタニティドレス
- ウェディングドレス
私服
私服はナチュラルな印象に仕上がるので、自宅での撮影におすすめです。プロに依頼して撮る記念写真なのにと思われる方もいるかもしれませんが、私服には日常やいつもの雰囲気を出す良さがあります。撮影になれていなくて緊張しているのであれば、リラックスできるような服を選ぶべきです。ただ、お腹のふくらみがしっかりとわかる服を選んでください。人気なのはピタッとしている体のラインがでるワンピースです。日常や普段の雰囲気を出しつつ、お腹の膨らみもわかるものになっているからです。
マタニティドレス
海外でよく着られているのが、マタニティドレスです。マタニティドレスは大きくなったお腹を強調するためのお腹が大きくあいているタイプのものが多いです。お腹をきつく締めることなく、ラクに着られるのも人気の理由です。お腹を見せるのではなく、魅せるドレスなので、衣装に悩んだらマタニティドレスを選んでみてください。
ウェディングドレス
マタニティフォトでウェディングドレスを着て、ウェディング写真を撮る方も多いです。妊娠のタイミングによっては結婚式を挙げないカップルも多いです。結婚式を挙げないので、ウェディングドレスを着て、撮影するのです。
妊娠中に撮るウェディング写真も、特別感が出るのでおすすめです。ドレスはお腹を締め付けないドレスを選ぶ必要があります。エンパイアラインのものは胸の下に切り替えが入っているので、お腹が大きくても着られるため、マタニティの方からも人気のタイプです。また、ウェディングドレスを着るのであれば、花冠やティアラなどの小物にもこだわるとよりウェディング写真の雰囲気を出すことができます。結婚式を挙げなくても雰囲気やドレス姿を楽しむことができます。
7 マタニティフォトの夫婦の衣装とは?
マタニティフォトは女性だけで撮るのではなく、夫婦で撮って、初めての家族写真にする方も多いです。夫婦で撮るときはどのような衣装がいいのでしょうか。夫婦の好みや好きなスタイルに合った衣装を選ぶといいでしょう。ここでは夫婦で撮影を行う場合の衣装のおすすめを紹介いたします。
マタニティフォト夫婦撮影のおすすめ衣装
- 定番のTシャツ・デニム
- ワンピース・シャツパンツスタイル
- マタニティドレス・それに合わせた衣装
定番のTシャツ・デニム
Tシャツとデニムは定番の衣装です。自然体で飾らないいつもの雰囲気で撮影したいという方におすすめしたいのは、Tシャツとデニムとのように普段着や私服です。シンプルなものでも夫婦でペアルックにすれば、統一感が出ます。2人目、3人目のマタニティフォトであれば、家族でおそろいのコーデで撮影するのもよさそうです。
ワンピース・シャツパンツスタイル
女性がワンピースを着るのであれば、男性はそのワンピースに合わせて白いシャツ・パンツスタイルがおすすめです。ワンピースがカジュアルなものであれば、男性はコットンパンツなどのようにカジュアルなパンツを選ぶと自然な姿を演出することもできるので、おすすめです。ワンピースは胸の下で切り替えがあるものを選ぶと、お腹を締め付けることなく、お腹の膨らみもわかりやすいです。
マタニティドレス・それに合わせた衣装
女性がマタニティドレスを着るのであれば、男性はそのドレスに合わせた衣装を選んでください。男性の衣装でおすすめなのは、マタニティドレスの素材・色と同じものを選ぶと、統一感があるリンクコーデに仕上がります。
8マタニティフォトはプロに頼むべき?
マタニティフォトは自身で撮影するのか、プロに依頼するのかどちらがいいのでしょうか。やはり、プロに撮影してもらうことをおすすめします。プロのカメラマンは技術があり、腕が良いのはもちろんのこと、被写体の思いを形にするのが仕事です。マタニティフォト専門のカメラマンであれば、マタニティフォトならではの撮影方法やこだわりがあり、より思いを汲み取った写真を撮ってくれるでしょう。素人が撮る写真とプロが撮る写真とでは全然、違います。妊娠期間にしか撮れない特別な写真なので、素人が撮るのではなく、プロに依頼して、素敵な写真を思い出として残してください。
9まとめ
マタニティフォトについてお伝えしましたがいかがだったでしょうか。マタニティフォトが撮れるのは、お腹に赤ちゃんがいるときだけで大変貴重です。ぜひマタニティフォトを撮って、妊娠中の素敵な思い出を写真に残してみてください。