記事公開日:2024.01.20 | 最終更新日:2025.08.10
マタニティフォトはいつ撮る?妊娠何週がベスト?【2025年最新】

妊娠中の美しいひとときを記録に残すマタニティフォト。
「いつ撮るのがベストなの?」
「何週目がおすすめ?」
そんな疑問をお持ちの妊婦さんも多いのではないでしょうか。
今回は、数多くのマタニティフォトを手がけてきたカメラマンの小町と、一児の母でもあるヘアメイクアーティストの安田が、撮影時期について詳しく解説します。
実際の撮影経験と出産体験の両方の視点から、あなたに最適なタイミングをお伝えします。
先輩ママご紹介
マタニティフォト専門スタジオモーツァルトスタッフの出産経験のある先輩ママの中から、安田に経験談を話してもらいました。また写真家小町もカメラマン目線で会話に参加しています。
安田 弘美

業界歴25年以上。Ray、CanCan、アイドル誌、CM、TV等で幅広く活動をこなすヘアメイクアーティスト、一児の母(男の子)。
飯島愛さんの専属ヘアーメイクを手掛けた。当時、超多忙を極めた飯島愛さんが横になって休んでいる間にヘアーメイクを施したという逸話は業界でも有名。
目次
マタニティフォト撮影のベストタイミング
小町(カメラマン): 結論から言うと、妊娠28週〜34週(妊娠8ヶ月前半)が最もおすすめです。この時期は、お腹の丸みがしっかりと出て、撮影的にも美しいシルエットを作ることができるんです。
安田(ヘアメイク): 私自身の経験からも、この時期がオススメです!つわりは完全に落ち着いて、まだ体も動きやすかったです。35週を過ぎると、正直きつくなってきますね。
小町(カメラマン): スタジオモーツァルトでは、およそ9割の方が妊娠28~34週の間に撮影されています。
マタニティフォト撮影時期
人気ランキング
スタジオモーツァルトの撮影データより
ランキング
当スタジオ撮影の約9割の方が妊娠28〜34週に撮影にお越しになっています。
特に30〜34週が全体の80%を占める人気の時期です。
推奨時期:妊娠28週〜34週(妊娠8ヶ月前半)

小町: この時期をおすすめする理由は大きく3つあります。
- お腹の丸みが理想的:マタニティフォトとして最も美しいシルエットになります
- 体調が安定している:安定期も後半で、体調面でのトラブルが少ない時期です
- ポーズの自由度が高い:まだ体の動きに制限が少なく、様々なポーズが可能です
安田: 本当にそうです!お腹はしっかり出ているのに、まだ動きやすくて。ヘアメイクをしている間も楽に座っていられます。これが36週以降だったら、座るのも大変になってくる場合があります。
マタニティフォト撮影時期人気ランキング
スタジオモーツァルトの撮影時期の人気ランキングです。当スタジオ撮影の約9割の方が妊娠28~34週に撮影にお越しになっています。
28〜29週(全体の約10%)
30〜32週(全体の約40%)
33〜34週(全体の約40%)
その他の時期(全体の約10%)
いつまでに撮影すると安心?リミットの目安
小町: 撮影のリミットとしては36週までと考えています。37週以降は臨月に入るため、体調の変化が予測しにくく、撮影当日のキャンセルリスクも高まります。
安田: 医学的な観点からも、37週以降はいつ陣痛が来てもおかしくない時期ですからね。私の友人で38週で撮影予定だった子がいたんですが、結局前日に陣痛が来て撮影できなかったんです。せっかく楽しみにしていたのに残念でした。
小町:医学的には、妊娠37週0日からが「正期産」とされており、この時期以降は自然な陣痛がいつ始まっても不思議ではありません。そのため、37週以降は移動や撮影のスケジュールが急に変更になるリスクが高まります。
実際、38週で予定していた撮影が前日の陣痛で叶わなかった、という声にも納得です。
妊娠37週から41週までの間に出産することを、正期産といいます。
妊娠週数別の撮影メリット・デメリット
妊娠中期(20〜27週)に撮るメリット・注意点
小町: 妊娠中期での撮影も人気があります。特に20〜27週頃は、つわりが完全に落ち着いて体調が良い方が多いですね。
妊娠中期(20〜27週)の撮影メリット
- 体調が最も安定している時期
- 長時間の撮影にも対応しやすい
- ポーズの制限がほとんどない
安田: 妊娠中期(20〜27週)の良さは、本当に体が楽なことです!私も20週頃が一番体調が良かったかも。
ただし…
小町: そうなんです。注意点もあります。
妊娠中期(20〜27週)の撮影注意点
- お腹の膨らみがまだ控えめ
- マタニティ感が物足りない場合がある
- 衣装によってはお腹が目立たない
安田: 私の友人で22週で撮影した子がいるんですが、写真を見返すと「あれ?妊娠してたっけ?」って感じになっちゃったんです(笑)。
衣装を着る場合は、衣装選びに気を付けないといけませんね。
妊娠後期(28〜34週)がおすすめの理由

小町: 妊娠中期(28〜34週)がマタニティフォト撮影のゴールデンタイムです。お腹の丸みが美しく、光の当たり方も計算しやすいです。
妊娠後期(28〜34週)の撮影メリット
- お腹のシルエットが最も美しい
- 光と影のコントラストが作りやすい
- マタニティドレスが最も映える時期
- 様々なアングルでの撮影が可能
安田: 「もうすぐ赤ちゃんに会える」という期待と、「まだ少し時間がある」という余裕のバランスが良いんです。撮影中もリラックスして、自然な表情を作ることができました。
妊娠後期後半(35週〜)での撮影は可能?
小町: 妊娠後期後半(35週〜)での撮影は技術的には可能ですが、いくつか制約があります。
撮影時間を短縮する、頻繁に休憩を取る、ポーズを限定するなどの配慮が必要です。
安田: 35週を過ぎると、正直きついです。2時間座っているだけでも腰が痛い時があって…。撮影となると、さらに大変だと思います。
妊娠後期後半(35週〜)撮影の注意点
- 撮影時間の大幅短縮が必要
- ポーズが制限される
- 急なキャンセルの可能性が高い
- 体調不良のリスクが増加
【状況別】あなたに最適な撮影時期診断
初産婦の方
安田: 初回妊娠の方は、全てが初めての経験で不安も大きいと思います。私もそうでした。そんな方には、28週〜34週をおすすめします。
初産婦の方に28週〜34週で撮影をおすすめする理由
- お腹がしっかりと目立つ時期
- まだ体調が安定している
- 出産への不安が少ない時期
- ゆっくりと撮影を楽しめる
小町: 初回の方は撮影に時間をかけたい方が多いので、少し早めの時期が安心ですね。
第二子以降の方

安田:経産婦の方は、上のお子さんのお世話もあって忙しいですよね。
私の周りの友人たちを見ていても、撮影のタイミングを取るのが大変そうでした。28〜30週をオススメします。
経産婦の方に28〜30週で撮影をおすすめする理由
- 少し早めの撮影で余裕を持つ
- 上の子との撮影も含めて計画する
- 体力的な負担を考慮した時期設定
小町: ご家族での撮影の場合、お子さんの体調や機嫌も考慮する必要があるので、早めの時期での撮影がおすすめです。
双子妊娠の方

安田: 双子の妊娠は本当に大変です。双子を授かった方スタジオモーツァルトスタッフに聞いたところ、通常単胎妊娠よりも早い時期からお腹が大きくなって、体への負担も大きかったようです。26〜30週がおすすめです。
双子妊娠の方に26〜30週で撮影をおすすめする理由
- 通常より早めの撮影時期
- お腹の大きさが早く目立つ
- 後期に入ると体調管理が困難
小町: 双子の場合、お腹の膨らみ方も特徴的で美しいんです。ただし、体調面を最優先に考えて、早めの撮影をおすすめします。
体調に不安がある方
安田: 妊娠中の体調は本当に個人差が大きいです。つわりが長引く方、血圧の問題がある方、様々なケースがありますよね。
体調に不安がある方へのアドバイス
- 主治医との相談を最優先
- 体調の良い日を狙った柔軟なスケジューリング
- 撮影時間の短縮を前提とした計画
小町: 体調面で不安がある場合は、事前にしっかりとご相談ください。
スタジオモーツァルトは、マタニティフォト撮影経験者や双子出産経験など先輩ママがヘアメイクアーティストとして在籍しています。
予約はいつまでに?撮影日逆算ステップ
撮影予約のベストタイミング
小町: 撮影予約は、妊娠20週頃(妊娠6ヶ月)までに済ませることをおすすめします。
18~20週目ぐらいのご予約が多い印象です。ぎりぎりになりますと予約がびっしり埋まっている場合がありますので、お早めにご予約なさってください。
撮影準備のスケジュール
小町: 撮影の1〜2週間前から、具体的な準備を始めましょう。
2週間前
- 衣装の最終確認
- 当日の交通手段の確認
- 体調管理の開始
1週間前
- 爪のお手入れ
- ヘアカラーの調整(可能であれば)
- 体調チェック
前日
- 十分な睡眠
- 水分補給
- 当日の持ち物チェック
安田: 「お腹の産毛」「妊娠線」「脇」「おへそ周りの色素」 気になるというご意見をよく伺います。
スタジオモーツァルトでは熟練のレタッチ技術で、写真家小町の撮影イメージ通りにライトレタッチ (美肌仕上げ)を行います。
体調管理のコツ
安田: 撮影に向けた体調管理でアドバイス、私が妊娠時期に気をつけていたことをお話しします。
日常的な体調管理
- 規則正しい生活リズム
- 適度な運動(医師の許可の範囲で)
- バランスの取れた食事
- 十分な水分補給
撮影前1週間
- 十分な睡眠時間の確保
- ストレスの軽減
- 体重の急激な変化を避ける
小町: 体調管理についてご不安がある場合は、遠慮なくご相談ください。
よくある質問(FAQ)
小町: 撮影実績から見ると、30〜34週が最も人気です。この時期は、お腹の丸みが美しく、体調も比較的安定しているためです。
マタニティフォト撮影時期人気ランキング
28〜29週(全体の約10%)
30〜32週(全体の約40%)
33〜34週(全体の約40%)
その他の時期(全体の約10%)
マタニティフォト撮影時期
人気ランキング
スタジオモーツァルトの撮影データより
ランキング
当スタジオ撮影の約9割の方が妊娠28〜34週に撮影にお越しになっています。
特に30〜34週が全体の80%を占める人気の時期です。
小町: 技術的には37週くらいまで撮影可能ですが、リスクを考慮すると36週までをおすすめします。37週以降は臨月に入るため、撮影当日の体調変化や陣痛のリスクがあります。
安田: 実際に、私の友人で37週で撮影予定だった子が、前日に陣痛が来て撮影できなかったケースがありました。安全面を考えると、36週までが安心ですね。
小町: 基本的には予約に空きがありましたら、撮影可能です。
ただし撮影・衣装・メイクなどご希望を伺い、撮影に臨むため、余裕をもってご予約頂いた方が安心です。
まとめ&撮影時期チェックリスト
小町: 最後に、マタニティフォトの撮影時期について重要なポイントをまとめます。
撮影時期のおすすめ:妊娠28〜34週(8ヶ月前半)
この時期をおすすめする理由
- お腹の丸みが最も美しい
- 体調が比較的安定している
- ポーズの自由度が高い
- 様々な撮影スタイルに対応可能
安田: 私自身の体験と、多くの友人たちの話を聞いて思うのは、「撮影してよかった」という声がほとんどだということです。妊娠中の特別な時期の記録は、後から見返すと本当に素敵な思い出になります。
撮影時期チェックリスト
撮影を検討中の方は、以下のチェックリストを参考にしてみてください。
□ 現在の妊娠週数を確認
- 28〜34週:ベストタイミング
- 24〜27週:早めだが体調面で安心
- 35週以降:注意深い検討が必要
□ 体調面のチェック
- つわりは落ち着いているか
- 血圧などに問題はないか
- 主治医から特別な指示はないか
□ ライフスタイル面のチェック
- 仕事のスケジュールは調整可能か
- パートナーの予定は合わせられるか
□ 撮影準備のチェック
- ヘアカットなど必要ならご準備はできているか
小町: このチェックリストを参考に、あなたにとって最適な撮影時期を見つけてくださいね。
安田: 妊娠期間は意外と短く感じます。後悔しないよう、素敵なマタニティフォトを残してください。きっと、お子さんが大きくなった時にも、家族の大切な思い出として楽しめると思います。
マタニティフォト専門撮影スタジオ「モーツァルト」
当スタジオで撮影された
お客様の声
User Voice
マタニティフォト専門スタジオ「モーツァルト」は、おかげさまで4000人以上のお客様にご利用いただき、多くの写真掲載許可と嬉しいお声をいただいております。
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